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別表第1号 サイトアッテネーションの測定方法
一 被測定機器を設置する場所の地上高4メートルの位置に送信用空中線(測定用空中線の条件と同一の条件に適合するものに限る。)を水平に設置し、当該空中線から水平距離3メートル、地上高4メートルの位置に測定空中線(測定用空中線の条件に適合するものに限る。)を水平に設置する。
二 送信用空中線及び測定用空中線から十分離れた位置に標準信号発生器及び電界強度測定器(測定器の条件に適合するものに限る。)を設置し、送信用空中線と信号発生器の間及び測定用空中線と電界強度測定器の間を同軸ケーブルで接続する。
三 測定用空中線の地上高を4メートルから1メートルまで連続的に下げながら送信用空中線から発射される電波の受信機入力電圧を測定し、最初の極大値をVa(単位マイクロボルト)とする。ただし、最初の極大値が地上高4メートルにおける測定値より小さい場合は、地上高4メートルにおける測定値をVaとする。
四 送信用空中線及び測定用空中線に接続されている同軸ケーブルを各空中線から離し、これらの同軸ケーブルを直接接続した場合の受信入力電圧を測定し、この測定値をVb(単位マイクロボルト)とする。
五 試験場のサイトアッテネーションは、次の式により求められる値とする。ただし、空中線系に付加した整合装置による損失、空中線系の不整合による損失等がある場合のサイトアッテネーションは、次の式により求められる値からその損失の値を減じた値といる。
20log10Vb−20log10Vaデシベル

 

 

 

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